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海上運賃が急騰 Jun 11,2024.

データ機関Freightosによると、4月末以来、アジアからのコンテナ料金は1FEU（40フィートコンテナ）あたり約1,000ドル上昇し、米国西海岸と北欧では4,000ドル/FEU、地中海では5,000ドル/FEUとなった。

最近の運賃の継続的な上昇の背景には、海運業界の多くの幹線がすでに満杯になっていることがある。運賃上昇の理由について、業界と機関は一般的にさまざまな要因の影響を受けていると考えており、その1つは一部ルートのコスト上昇である。その後の運賃動向については、まだ不確定要素が多く、正確で定性的な予測は不可能だと考える関係者もいる。

紅海危機による船舶の輸送能力の逼迫、船会社の運賃引き上げ停止、コンテナ不足、全大陸での需要回復などが、今回のコンテナ価格上昇につながっている。

上海海運取引所のデータによると、5月17日の上海輸出コンテナ運賃指数総合運賃指数は前期（5月10日）比9.3%上昇し、2,520.76ポイントとなった。

上海港から各大陸に輸出される路線のうち、南米路線の上昇率が最も高く、南米基幹港市場への輸出運賃は前期比22.4%上昇し、6,686米ドル/TEUに達した。注目すべきは、5月10日現在、上記の欧州、地中海、北米、南米などの路線がそれぞれ約20%上昇した。上海の南米基幹港市場への輸出運賃は年初（1月5日）比で2倍、130.47%上昇した。